ストリートスポーツを”正しく”、“わかりやすく”広めたい

 

ストリートスポーツの奥深さは、そのアクティブなスポーツ性の背景にストリートカルチャーが根付いていることだ。古くからボーダー達は、自らの滑りを録画し、編集して、ビデオテープを作ってきた。編集のためにはイカした音楽やデジタルツールが欠かせない。ファッションも“いい感じ“でなければいけない。でも気合いは入れすぎない。 大人に混じって滑りながら、子どもたちはそういう匂いを肌で感じ取るはずだ。そしてショップに置いてある雑誌やDVDで、自分たちがいる場所が世界と繋がっていることを知るに違いない。この場所の意義は、とても大きい。

3年を迎えた今、佐藤さんに今後の目標を聞いてみた。

「当初と変わってはいないんです。お店を始めたとき、認知の低いストリートスポーツを、なるべくわかりやすく、正しく広めていきたいなと思っていたので、それは今後も続けていきたいですね。」

ただ利用してもらうだけでなく、教えて、広めることに力を注ぐ佐藤さん。次の世代のスケートカルチャーを支えていくのは、浮間舟渡で育ったキッズたちかもしれない。

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