Q.深井さんは、何をしている人?

入社3年目で、大宮車掌区で車掌をしています。車掌になって3ヶ月くらいが経ちました。車掌になる前は、武蔵浦和駅に勤務していました。今の仕事で意識していることは、電車を安全に、安定して運行させることです。今後はもっと高いレベルで「安全とサービス」を両立したいと思っています。

Q.なぜJRに入社したんですか?

理由は2つあります。ひとつめは、学生時代にソフトボールに打ち込んでいたこと。この時の経験から、チームでできる仕事がしたいと思っていました。もうひとつは「”社会で必要とされる人”とはどういう人なのか」を知るために、色んな人に出会える仕事がしたかったからです。

Q.やりがいを感じる時は?

ある日、たくさんのお客さまが私の乗務する電車に乗り換えて、車内がかなり混雑したことがありました。週末の遅い時間だったこともあって、最初は車内がとても険悪な雰囲気でした。でもそこで振り替え乗車等のご案内やスムーズな乗り降りのご協力のお願いをこまめに放送したところ、お客さまがすごく協力的に動いて下さったんです。その時「お客さまと一緒に電車を動かしているんだな」と感じました。車掌をやっていてよかった、と思えた瞬間です。

Q.この公園にはよく来ますか?

散歩をしたい時とか、疲れた時に来ます。月に一回くらいでしょうか。埼京線に乗っていると、この公園の緑が見えるんですね。ふと目に入って季節の変わり目に気づき「そういえば最近行っていないから歩いてみよう」みたいなこともあります。私は普段の仕事では常に時間を気にしていますが、ここは時計の要らない、のんびりできる場所。ここまで大きな公園が近くにある沿線って、なかなかないですよね。

Q.休みの日には何をしていますか?

学生時代に自分の所属していたソフトボール部の監督をしています。今は月に1回程度しか練習に顔を出せていませんが、なるべく参加するようにしています。「チーム・組織」という意識が強いのは、部活の影響があるのかもしれません。

Q.夢を教えてください

仕事の夢で言うと、多くの経験を積んだあとで、駅長になりたいです。多くの社員にとって駅は長い鉄道人生のスタートになる場所のひとつなので。社員やお客さまと濃く関われる仕事をしていきたいですね。一人ひとりと、じっくり向き合っていけることが理想です。